2017年春のたじみ陶器まつりに行ってきました。
風邪ひきの息子をしばし夫に託して、私と娘二人駆け足で巡る陶器まつりになってしまいましたが、その模様をお伝えします。
駐車場は豊岡駐車場にしてみました
多治見陶器まつり、駐車場が会場からずいぶん離れているのが悩ましいところです。多治見駅からは徒歩圏内(大人で15分といったところでしょうか)なので公共交通機関を使うのがベストかもしれません。
今回は時間がなかったので車で行き、多治見市図書館近くの豊岡駐車場に停めてみました。
駐車料金は30分80円です。
ながせ通り商店街 玉木酒店へ
まずは「ながせ通り商店街」へ。
こちらの商店街ではクラフトマーケット的なお店がチラホラと。
目指したのは玉木酒店。陶芸家の河内啓さんが作陶体験の先生をしているということで覗いてみました。
なんだかとても賑わっている店内。
河内さんの新作も並んでいます。
気になるワイン発見!
桜ロゴのスペインワイン Juan Gil 4 Meses(ファン ヒル クアトロメセス)
店員さんが美味しいと勧めて下さったので、留守番してくれている夫にプレゼントとして購入してみました。
たじみ陶器まつり西通り、を目指して「ぎんざ通り商店街」へ
ながせ通り商店街を抜けて土岐川を渡り「ぎんざ通り商店街」へ向かいます。
こちらでは若手陶芸家のブースがずらりと並んでいます。
気になる物が色々あって迷ってしまいましたが、今回は田中直純さんという方の「フルーツコンポート」と書かれた器を買いました。
全く頭の中の買い物リストになかったコンポート皿なるもの!完全なる衝動買いです。
そんな突発的な出会いを楽しめるのがたくさんの作家さんが集まる陶器祭りの楽しみかもしれません。
家にもちかえって早速撮影!
妙なぽってり具合、口のゆらぎあるわずかな歪み、やや中途半端な微妙な大きさ。そんな「完全なる形」からの上手い外し具合が気に入っています。まるでジョルジュ・モランディの絵画から抜け出てきたような佇まいです。
さ〜て、何を盛ってみましょうか。どう我が家の暮らしに馴染んでいくかこれからの楽しみが出来ました。
ぎんざ通り商店街を味わう
この「ぎんざ通り商店街」、多治見市民である私も普段なかなか来ることがありません。例に漏れずシャッター商店街でなんだか暗くて寂しい印象が強いのと、やっぱり車で来づらいことが理由です。
今回陶器まつりのおかげで銀座通り商店街を堪能することができましたよ!
多治見ぎんざ通り お茶の専門店 白木園
お茶屋さんがあるのを発見しました。
お茶のお稽古用に袱紗ばさみを探していたのでふらり覗いてみたら、ありました!
随分年季の入った在庫ではありましたが(笑)中身に問題はなさそうだったので購入です。
お店のおじさんとおばさんがとても親切で喉が渇いたと言う娘に次々とお茶を入れて下さいましたよ。
しばしお話しをして和やかな時間を過ごしました。
おじさんの代でこのお茶屋さんも終わりだとか。元気に長く続けて欲しいものです。
多治見ぎんざ通り 八百屋 安藤商店
夕飯の食材を買いに八百屋さんに立ち寄りました。
こちらもおじさん、おばさんと会話を楽しみながら買い物が出来ます。迷っているとあれこれアドバイスもらえるので献立も決まっちゃいます 笑。
美味しいお魚も買えました。
玉木酒店、お茶の白木園、安藤商店そしてもちろん陶器祭りの陶芸作家さんから直接購入するということも含めて、どの買い物でもたくさんの会話をしました。こんな風にして物を買うって、すごく楽しいんです。
合理性、価格の安さばかり突き詰めていると忘れてしまうこんな買物体験。お祭りの時だけ賑わう商店街ではなく、お祭りきっかけで商店街の楽しさに気付いてお客さんが増えたらいいな、ということを思ったり。
地元で活動する若手陶芸家を応援しながら地元商店街を見直す。「たじみ陶器まつり西通り」、良いお祭りでした。来年も楽しみに。。。