多治見にあるギャラリー陶林春窯で「1年後展」をみてきました。1年前に多治見陶磁器意匠研究所を卒業された、超フレッシュな若手陶芸家の作品をみれる企画展です。
霧の中に未来を思うこの時期の作品は、不安感も含めてとても美しく、彼らの人生の貴重な時代の断片がかたちになっているんだと、毎年感じています。どうか、たくさんの方に見ていただけますように。 陶林春窯HPより
「霧の中に未来を思うこの時期」、何て素敵な表現なんでしょう。陶林春窯さんの若手作家さんへの愛をひしひしと感じるこの企画展の様子をチラリとご紹介します。
青木岳文(あおき たけふみ)
昨年の意匠研卒業制作展で卒業制作賞を受賞された方だそうです。
器を上下に分離し、泥の粒をスポイトで積み重ねて作った無数の柱で上下の器を再び合わせるユニークな技法が評価された。 毎日新聞より
面白いなぁと見入ってしまいました。
降幡未来(ふるはた みき)
降幡未来さんの作品。
爽やかで瑞々しく。
愛らしい鳥が何羽もいたり。
降幡未来さんのインスタグラムはこちら。
成田周平
手触りの優しい、コロンとした成田さんの作品たち。
などなど若い作家さんたちの作品を堪能できます。
そしてギャラリー奥では今をときめく意匠研卒業の先輩たちの作品もずらり。
陶林春窯さんで今週末までの開催なのでぜひ!