フェスティバルFukushima in Tajimi 2017というイベントが今月10月28日(土)に多治見駅近くのながせ商店街で開催されるのをご存知ですか?
前回(3年前)開催されたこのイベントに参加した友人がすごく良かった!と大絶賛していたのを聞いて気になっていたこのイベント。フェスティバル準備風景をちらりと覗かせて頂いたのでその様子をお伝えします。
フェスティバル Fukushima in Tajimi 2017って何?
そもそもこの「フェスティバルFukushima」って何?ってところから私にはよく分からなかったのでおさらい。
2011年の東日本大震災の後、福島出身/在住の音楽家らを中心に「プロジェクトFUKUSHIMA!」が立ち上げられ、
希望を持って、福島の未来の姿を考えてみたい。そのためにも、祭りが必要です。
ということで音楽イベント「フェスティバル Fukushima」を開催。それが全国に広がっていった、というようなことのようです。
このイベント、あまちゃん主題曲でお馴染みの音楽家 大友良英さんが中心的メンバーとなっており、大友さんによる「ええじゃないか音頭」などの盆踊りをみんなで踊ることがメインのイベント。
そしてこれを多治見で開催するのが文字通り「フェスティバル Fukushima in Tajimi 2017」。2014年の開催に続き2回目となるわけです。
その盆踊りをする時、会場に端切れを縫い合わせて作った「大風呂敷」を広げる、ということがこのイベントの象徴的な行為になっているようなんですね。
フェスティバル Fukushimaが目指すところのものを、「大風呂敷を広げる」と自ら揶揄して笑い飛ばすような、そんな意味があるのでしょうか。
とにかくこの大風呂敷を作るという準備が今多治見のながせ商店街の一角で始まっており、その様子を今回覗いてきたというわけです。
ながせ通り商店街 旧ワタナベ時計店
大風呂敷作りの会場は「ながせ通り商店街」の旧ワタナベ時計店。
到着するとショーウィンドウに早速ありました、大風呂敷。
で、まずは店内散策。
かつてこの地域一番の時計店だったという建物内を実行委員の一人、陶芸家の河内さんに案内してもらいました。
子供たちもワクワク。
懐かしのエレクトーン。
どこを撮ってもレトロな写真が決まる旧ワタナベ時計店。
大風呂敷縫い
そんな旧ワタナベ時計店の一階が大風呂敷制作現場となっていました。
これから縫う大風呂敷を床に並べている様子。
ボランティアの方が縫いはじめておりました。
こちらは既に縫われた風呂敷。
何でもない布をただ縫い合わせただけで生まれるこのあたたかい雰囲気。何なんでしょう、この大風呂敷パワー。
実はこの前日、もう一つ気になる布に出会っていたんですが何かそこには少しばかり共通するものがあるような気がします。その「布」についてはまた後日書くことにしますが、縫い合わせた布には不思議な力があり人々は惹きつけられていくんだろうか、などど思ったりしました。
大風呂敷が広げられたところを私はまだ生で見たことがないけれど、多くの地域に拡散し続いているこのイベントの魅力が何なのか、本番で知れたらいいな、と思います。
フェスティバルFukushima in Tajimi 2017は10月28日(土)14時からながせ通り商店街で開催です。
大友良英さんも来られるそうです。
楽しみ、楽しみ。