多治見市虎渓山永保寺の開山忌という法要の様子を撮影させて頂いた時のブログ、後編です。
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多治見市・虎渓山永保寺で開山忌の様子を撮影させて頂きました -前編-
ご本堂での法要を終えてから、境内にある開山堂へと向かいました。
この日は素晴らしいお天気。本堂での緊張が少しとけ、境内を歩く心地よさといったらなかったです。
例年、この時期は雨になることが多いと聞きました。
雨の境内もまた美しいでしょうが、移動を考えるとこの快晴は何よりです。
境内の奥の方にひっそりと佇む開山堂。
開山堂は1352年、仏徳禅師様の没後20年の年に建立され、国宝に指定されているお堂です。
祠堂には右手に開創夢窓国師、左手に開山仏徳禅師の坐像が祀られ、 その奥には開山仏徳禅師の宝匡印塔が祀られています。 また相の間には保寿院開山果山正位禅師坐像並びに虎渓山歴代の古位牌が祀られています。
開山堂の中の様子を見るのは初めてでした。
華美なところのない、厳かな美しさに満ちた堂内の雰囲気。
堂内で礼拝が行われ、この日の法要は終わりました。
仏徳禅師様、700年以上を経た今もこうして市民の心の拠り所であり誇りとなっている美しい永保寺を作ってくださりどうもありがとうございました。
多治見と言えば、の永保寺ですが実は詳しいことをほとんど知らなかったので色々と勉強になる体験となりました。
これから永保寺を参拝される方の少しでも参考になれば、と思います。