多治見市・「はおと」にかき氷を食べに行ったらアントニオ・ロペスの絵画に魅せられました

スペインから多治見にやってきたお友達カップルを連れて虎渓山永保寺案内へ行ってきました。

とにかくすっごく暑い日でみんなぐったり。灯屋さんで休憩しようかと思ったらその近くにかき氷屋さんがあると聞いたので急遽そちらに変更。

日本茶専門店「はおと」でかき氷

日本茶専門店「はおと」。

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着いたのは15時。私たちの前には4組が順番待ち中でした。待ち時間の間にお友達には灯屋さん隣の雑貨店で時間潰しをしてもらいました。かき氷のことしか考えられない子供達はガラス扉にへばりついて中の様子を覗いては「早く食べたい〜」と。

この時期週末の14時、15時は大人気のようですね。店内もそんなに広くはなく、なかなか順番が回ってきませんでした。

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順番待ちは日陰とはいえ室外なので暑い、暑い。

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たま〜に風が通ると本当に気持ち良かったです。
大人組が合流してきてもまだ順番は回って来ず。。。

でもこの順番待ち中に面白い発見があったんですよ。

スペインのスーパーリアリズム絵画 アントニオ・ロペスの風景画

順番待ちの間に座っていたベンチになぜか1冊だけ置いてあった雑誌TRANSIT。特集は「美しきスペイン」

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みんなで時間つぶしに一緒になってページをめくっていたらスペインの画家アントニオ・ロペス・ガルシアのことが取り上げられていました。

アントニオ・ロペス・ガルシアはスーパーリアリズムで知られるスペインの画家。2013年に日本でもBunkamuraで展覧会が行われています。マドリードで制作をしていて作品の題材にもしばしマドリードの街並みが登場します。有名なのは街のシンボルであるグランビアを7年間毎朝その場で描き続けたというこちら。

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Museo Thyssen-Bornemisza HPより

そんな彼が描いたマドリードの街並の絵を見てお友達が「あっ、これ僕の働いているオフィスだ!」と。

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Madrid desde Capitán Haya 1987-1996 /Reina Sofia HPより

多治見のかき氷屋さんで、スペインのお友達が働いているオフィスの描かれた絵を見る、という思わぬ偶然が何だかおかしかったです。スーパーリアリズムって以前はピンと来なかったけれど今こうしてみてみると面白いですよね。

他にはこんな作品とか。

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Ruthie V. HPより

アントニオ・ロペスの作品、改めてしっかり見てみたいなと思いました。

TRANSITのスペイン特集、かなり濃い内容で面白かったですよ。

待ちに待ったかき氷

結局1時間ぐらい待ってやっと店内に入れました。

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暑い中待ちすぎて、みんなあっという間に食べてしまいました。

暑い暑い日に多治見に来たら「はおと」さんでかき氷をぜひ〜。

はおと
多治見市虎渓山町3-1-32
0572-23-2235
営業時間:9:30-18:00
定休日:毎週火曜日・第3水曜日