1月13日土曜日、朝7時、気温-5.2℃。
多治見市虎渓山町にあるお寺、徳林院さんで毎月開催している朝ヨガをこの日も行いました。
毎日ヨガをしないと死んじゃう!ぐらいの真のヨギーならともかく月に一度やるぐらいの私がなぜわざわざこんな寒い日の朝のお寺でヨガをするのか、その理由をあれこれと考えてみました。
1.参加してくれる人がいる
今回11名の方が朝ヨガに参加してくださいました。自分が主催していなかったら、正直私はこの日の参加は断念していたんじゃないかな、と思います。
参加してくださる皆さんの強い意志、寒くても身体を動かすことの心地良さを知っている方々、そんな皆さんと過ごせる朝時間は大きなパワーとなります。
一緒にやってくれる人がいる、これってかなりすごいこと!!
2.冬の身体はカッチコチ
寒い日が続くと身体は猫背気味。身体をぐっと縮ませて寒さに耐えるせいもあって肩、背中はガッチガチでカッチコチ。
そんな身体が徐々にほぐれていく感覚を鮮やかに感じられるのは極寒朝ヨガならでは。ほぐれ感が最高に心地よいです。
3.内側と外側を知る
こんな寒い朝にヨガを行うとヨガがいかに自分の内側に働きかけているかがよく分かります。
動きと動きの間にプラナヤーマというじっと呼吸に集中する時間があるのですが、この時何だか不思議な感覚に陥りました。
じっと動かずにいるので手の指先や足先、顔の表面がより強く寒さを感じます。寒い、確かに寒いんだけれど、この寒いという感覚は私の外側で感じること。それは何か表面的なざわめきに過ぎず、とてもつまらないことのように思える瞬間がありました。
ここさえ乗り越えてしまえば大丈夫かもしれない、と妙に強気になれたのでした。これはうまく説明できないとても不思議な感覚でした。
4.恐れるべきものは何もない!
分かってます。寒いと言っても室内で、暖房もつけて頂いている空間で(空気が冷たすぎて暖房の熱は全然室内を漂ってくれないんですが)、たかだか1時間ほどヨガをしたぐらいで何をバカなことを!と言われるのは百も承知です。この寒さの中も修行を続ける雲水さんたちを思ったらちゃんちゃらおかしい話です。
が、思ってしまったんです。
「恐れるべきものは何もない!」と。
ヨガを終えてお寺の外に出るとキラリ〜ンと差し込む朝の輝きに迎えられて、うん大丈夫だ!と。
そうです、極寒朝ヨガを体験すると猛烈にポジティブになれるんです。これが寒くてもやめられない理由かもしれません。
ヨガの最後にこの日はスパイス甘酒と韓国のよもぎ餅をお出しして、みんなで暖房を囲んで温まりました。
ヨガの最後に何をお出ししようかな、を考えるのも私の毎回の楽しみです。
参加してくださった皆様、肥田先生、早朝から準備をしてくださった徳林院さん、どうもありがとうございました。
次回開催は2月17日(土)です。
どなたでもご参加頂けます。
詳しくはこちらをご覧ください。