ギャラリー陶林春窯で第2回 ペルシャ食文化に親しむ会、無事開催することができました!
念願のペルシャ料理、さてさてどんな味だったのでしょう。。。
会場はギャラリー陶林春窯さんのキッチン
多治見のギャラリー陶林春窯さんには2階に素敵なキッチンがあります。今回の会場はこちらのキッチン。
講師は前回の「第1回ペルシャ食文化に親しむ会」に引き続き、イラン人の仁・キャリム先生。
この日作るのはこの4品。
-シヴィド・ポロ
鶏肉炒め添えディルライス
-サラド シーラーズィ
トマト・きゅうり・玉ねぎのミント入りサラダ
-スープエジョー
大麦と人参のスープ
-ハルワザンジェビリ
生姜ソフトクッキー
以下料理の様子をご紹介!
シヴィド・ポロ 鶏肉炒め添えディルライス
この日のライスに使うのはハーブ「ディル」。これ、かなり大胆な量を使います。
お米はバスマティライスを使用。
鶏肉を炒めて、
玉ねぎ、ターメリックと煮込む。
スライスしたじゃがいもを鍋底に敷き、
茹でたバスマティライスに大量のディルを混ぜ合わせたライスをじゃがいもの上に乗せて、特製のカバーをつけて30〜40分蒸す。
サフランを水に溶いた液体を蒸しあがったライスにかける。&少し取り分けておいたライスに混ぜて黄色いライスを作る。
炊き上がったライスの香り、ディルをたっぷり使っているので独特の香りが立ちこめます。
はい、この鍋をひっくり返すと「ポロ」の完成!ここで皆さんの歓声が沸き起こります。
ライスを取り分けて、煮込んだ鶏肉を横に添えて、黄色いサフランライスを彩りに飾り、シヴィド・ポロの出来上がり!
この色彩、すごくツボ!
サラド シーラーズィ トマト・きゅうり・玉ねぎのミント入りサラダ
野菜をみじん切りにして、乾燥ミントを入れてドレッシングをかける!簡単!これはこの夏何度も作れそう!
春窯さんでお借りした横山拓也さんの器に盛り付けました!
スープエジョー 大麦と人参のスープ
人参をすりおろして、煮込んだ鶏肉の茹で汁を混ぜる。
大麦、トマトペーストを入れて出来上がり!
こちらは青木良太さんの器でいただきました!
ハルワ・ザンジェビリ 生姜ソフトクッキー
そしてデザートは前回のお茶会の時にも頂いたハルワ。
小麦粉をフライパンで丁寧に炒めて作るという斬新な方法でした!
バター、生姜、砂糖、オイルを混ぜて小麦粉を冷蔵庫で固めて菱形にカット。
仕上げにピスタチオの粉をかけて出来上がり!
こちらはこの日のギャラリーで個展をしていた藤内紗恵子さんの貫入美しいブルーのお皿に盛り付けました。
絨毯の上に「ソフレ」を敷いて、いざお食事!
そしてこの日の食事は本格的イラン風に絨毯の上に「ソフレ」という食事の時に使うシートを敷いて頂きました。
どうですか?この雰囲気!めちゃくちゃ本格的な雰囲気になってちょっと興奮してしまいました。
この日は個展開催中の藤内さんにも食事に加わっていただきました。
お茶はこのサモワールで頂き(痛恨のお茶写真撮り忘れ!)、お菓子は長谷川潤子さんの小皿で頂きました。
ディルをたくさん使ったライスがエキゾチックな香りを立ち込めさせたシヴィド・ポロ。カリカリのポテトが美味しくて、ぜひ家でも挑戦したい味でした。
スープ、サラダは簡単に真似して家庭でも取り入れられそうですよ。
予想外の作り方をしたスイーツ、ちょっと手間はかかりますが頑張れば作れそう!家で復習してみたい欲がフツフツと。
多分参加された皆さんの頭の中にそれぞれ料理へのインスピレーションが沸き起こっているんではないかな、と思います。そんな刺激に満ちたペルシャ料理を、陶林春窯さんの素敵な器で頂けた特別な会になりました。
参加してくださった皆様、教えてくださった仁・キャリム先生、そして貴重な場を提供してくださった陶林春窯さん、どうもありがとうございました!