お茶のお稽古の帰りに岐阜市内にある名和昆虫博物館に行ってきました。
器とは何の関係もないけれど素敵なところだったのでご紹介。
名和昆虫博物館には看板猫がいます
博物館の入り口。看板猫がダラっとお出迎えしてくれます。
館内に入る前にひとしきり子供達は猫と遊べます。
名和昆虫博物館は建物が素晴らしい
大正8年(1919年)開館の博物館。日本最古の昆虫博物館です。とても趣きがある素敵な建物です。
隣にも気になる洋館が。
明治40年(1907年)建設の名和記念昆虫館。一般公開はされていないようでしたがこちらも素敵な建物です。
昆虫観察は意外と楽しい
館内には世界中の昆虫の標本が展示されています。
暴れん坊の2歳児もしばし夢中になります。
自然の生み出す形、色彩、改めてじっくりと眺めるとその美しさに魅せられます。
小ぶりな博物館ですがじっくり見始めると結構な時間がかかります。
2階は昆虫クイズコーナーになっていました。
入り口のグッズコーナーであれこれ迷って娘はこちらをお買い上げ。
ジンメンカメムシの標本キーホルダー。
下敷き。
HPに掲載されていた蝶々の下敷き狙いだった娘。
在庫がなかったので聞いてみたら財政的な理由で追加作成できていないんです、とのこと。
名和さん一族で経営されている名和昆虫博物館。
どうかこれからも長く存続し、世の昆虫好きな子供たちを魅了し続けていって欲しいな、と強く願います。
ムカデ少年との出会い
館内ではワークショップか何かが開催されていて昆虫マニアの少年や大学生らしき人達が皆長靴をはいて集っていました。どこかで昆虫採集でもしてきたのでしょうか?
外に出てみると彼らは鉢植えの下の蟻の巣を観察したり、なにやら虫を捕まえたりと活動的。
その中の一人の少年が何とムカデを捕まえています!
「ムカデを見たらたたきつぶせ!」が合言葉の我が家。
生きたムカデを捕獲するなんてありえません!
この日の朝も大きなムカデをやっつけてきたばかり。
思わず少年に話しかけてしまいました。
少年、家でムカデを飼っているんだとか!!他にもゴキブリ、ゲジゲジ、etc 人に嫌われる虫が好きで飼育しているんだと誇らしげに語る彼。衝撃的でした。我が家の天敵もこの少年にとっては愛しい生き物なんだと思うと少し嬉しくもあったりしました。
こんな少年が生き生きと好きなことに没頭できる、そしてそれを博物館スタッフや大学生が一緒になってサポートしている姿はとても気持ちのよいものがありました。
岐阜市に出かけたら昆虫博物館、オススメです。
名和昆虫博物館
場所:岐阜県岐阜市大宮町2-18
電話:058-263-0038
HP:http://www.nawakon.jp