多治見市幸兵衛窯で開催された「七夕の宴」というイベントに参加してきました。
幸兵衛窯に関する過去記事はこちら
今回の「七夕の宴」は現在イランから来日して幸兵衛窯で作品制作をしている陶芸家お二人の話が聞けるという興味深い内容。イランの陶芸家に会えるってなかなかないですよね。
幸兵衛窯とイランのつながり
幸兵衛窯とイランのつながりは先代で人間国宝の加藤卓男氏がイランでペルシア陶磁器の研究をし、彼の地で途絶えていた「ラスター彩」の技術を復活させたということから始まります。かつてモスクのミヒラブ(メッカの方向を示す目印)には必ずラスター彩のタイルがあったというほど貴重なものらしく、それを復活させた卓男氏の功績はイランで高く評価され現地の陶芸家で知らない人はいないのだとか。
深い繋がりがある幸兵衛窯とイラン。どんな話が聞けるのかワクワクしながら出かけてきました。
アジュダリさんとアクバリさん
左から 七代加藤幸兵衛 氏
テヘラン美術大学教授のアジュダリ 氏
カシャーン大学教授のアクバリ 氏
幸兵衛氏の和やかな司会でお二人のイランでの製作や今幸兵衛窯で取り組んでいることなどを聞かせてもらいました。
↓イランでの製作風景。
↓アクバリさんは薪窯で製作するそうです。
↓アクバリさんの作品。
↓アジュダリさんの作品。
↓和装で登場したアジュダリさん、最後に何とダンスを披露してくれました!
神秘的でどこか物悲しい旋律を奏でるイラン音楽を聴きながら、トルコの旋回舞踏のような舞を見せてもらい一気に心はペルシアへ。
イラン、いつか必ず行きたい国です。
そうそう、イランと聞くと咄嗟に「危険!」と反応してしまいがちですが国としては非常に安定していて治安もとても良いようですよ。幸兵衛氏が「イランの家庭を訪ねると大抵自家製のワインが振舞われる」と話していたのは驚きでした!
お二人はこの後9月頃まで幸兵衛窯で作陶を続けて8月には作品展 も開催されます。後日作品展についてもレポートもしますね。お楽しみに。
幸兵衛窯のおもてなし力は相変わらず半端ない
お話を聞いた後は食事会。普段は資料館になっている建物内が宴の席になっていました。
広い会場全体に敷き詰められた絨毯が映画でみたようなイランの雰囲気です。
やぶれ傘のお料理はどれも美味しく、盛りだくさんの内容で参加者を楽しませてくれました。
幸兵衛氏、亮太郎氏客席を回って気さくに話をして下さいました。
帰りには素敵なお土産を頂きました。
中には香炉が。イランの国花である薔薇の線香が添えられるという心憎い演出。
8代目亮太郎さん直筆のうちわ。
いつ来ても素晴らしいもてなしの心に触れられる幸兵衛窯のイベントでありました。
- 場所:岐阜県多治見市市之倉町4-124
- 電話:0572-22-3821
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