土岐市・棉好(わたよし)で座布団をオーダーメイドする!(後編)

座布団オーダーメイドレポートの後編です。

前編はこちらへ→土岐市・棉好(わたよし)で座布団をオーダーメイドする!(前編)

座布団カバーの生地はどうする?

生地を持ち込めば座布団カバーも作ってもらえる棉好さん。

あれこれ生地選びに迷っている時に祖母が物置から結城紬の反物を出してきてくれました。


少々かび臭くなってはいるものの虫はくっていません。座布団に使ってしまうのは勿体ない気もしつつ、このまままた物置にしまわれ日の目をみないでいるよりは、と祖母の好意に甘え、思いきって使わせてもらうことにしました。

しかし反物では「銘仙判」サイズの座布団カバーを作るには生地が足りません。社長さんに相談し、通常より小ぶりの座布団にすることで生地を無駄にせずカバーを作ってもらえることになりました。

いよいよ綿詰め!

無理を言って座布団作りの現場を見学させてもらいました。

↓これが一枚の座布団に入れる綿。使い古しの木綿布団の綿に新しい綿を継ぎ足してもらいました。watayochi_zabuton01

↓綿を広げて

↓形を整え

↓折りたたんで

↓ちょいちょいっと座布団生地の中に押し込み

四隅に綿が行き渡るように棒で打ちながら整えてから、

↓鮮やかな手つきで縫い上げます。

 

 

↓座布団の真ん中、四隅に糸を通します。

 

↓出来上がりました!

 

↓紬の座布団カバーに入れてもらいました。
愛おしくてたまらないStudio Hirayaの座布団の完成です。

 

平屋にて

持ち帰った座布団です。

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もうなんだかただの座布団とは呼べず「お座布団」と言いたくなります。

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紬生地をくれた祖母、丁寧にお座布団を作って下さった番頭さん、面倒なオーダーを受けて下さった社長さん、どうもありがとうございました。これから平屋を訪れるお客様にはちゃんとお座布団、お出ししますね。

座布団オーダーメイドに興味を持たれた方、ぜひ綿好さんに相談してみてください。とっても良心的なお値段で素敵な”お座布団”を作っていただけますよ。

寝具・介護用品の棉好
場所:岐阜県土岐市泉町久尻42-18
電話:0572-54-3947
HP:http://www.watayoshi.net