かねてから告知をしていたイベント 「第1回ペルシャ食文化に親しむ会 幸兵衛窯でペルシャ式喫茶」、先日無事開催することが出来ました。
さてさてどんなイベントになったのか、その様子をお伝えします。
会場は幸兵衛窯さんの古陶磁資料館
イベント会場はこちら、幸兵衛窯さんの古陶磁資料館。
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開窯1804年 幸兵衛窯
幸兵衛窯さんについての記事はこちら>>
砂漠が誘う-人間国宝 加藤卓男の自伝を読む-
ペルシャの古陶磁を中心に中国、朝鮮、美濃古陶が並ぶ素晴らしいこの資料館に併設されている和室をお借りして行いました。
こちらが会場。囲炉裏のある二間の和室を絨毯敷きでつないでもらい、和とペルシャの融合空間を作って頂きました。
準備風景
会場に到着してお菓子の準備をしている本日の講師イラン人の仁・キャリム先生。
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ペルシャ料理教室
会場ではプロジェクターを準備してスライドショーに備えます。
この空間が本当に参加者さんで埋まるんでしょうか。。。ドキドキです。
受付も準備完了。
いよいよスタート
申込み下さった20名の方全員が時間通りにいらして下さり、イベントがスタートしました。
まずは仁先生のペルシャ食文化に関するスライドを使ったお話。多彩な資料を用意して下さっていて皆さん興味津々。時々笑いも混じる充実のレクチャーでありました。
見れば見るほど、聞けば聞くほどペルシャ料理への興味が湧いてきて食べてみたい〜!!となります。
ハーブ、ヨーグルト、羊肉、ナン、ナッツ。ペルシャ料理の特徴色々知ることが出来ました。
この後、仁さんが持ってきてくれたサモワールでお茶を入れて喫茶タイムのスタートです。
イランではグラスで紅茶を頂くんですね。紅茶の色が美しく見えるのでグラスで頂くって素敵ですよね。
この日仁さんが用意して下さったペルシャ菓子はこの3種。
左から、
ナツメヤシの実とくるみ、生姜のソフトクッキー、ひよこ豆のクッキー。
イランのお菓子は甘いと聞いていましたが仁先生が控えめな甘さで作ってくださったお菓子はスパイスが効いた異国の香り漂う美味しいお菓子でした。
このお菓子を幸兵衛窯さんの青釉皿に盛った姿が(この写真では伝わりにくいんですが)はっとする美しさでありました。
取り皿には同じく青釉の形がユニークな小皿を使わせて頂きました。
3種のお菓子がちょこんとのった青釉の小皿。
きっと日本で一番ペルシャのお菓子が引き立つ器ではないでしょうか。
加藤卓男氏のペルシャへの思いが受けつがれた幸兵衛窯さんの器。
その器で頂くペルシャ菓子。
感慨深いものがありました。
今回のイベントで使わせて頂いた青釉の小皿は高島屋のオンラインストアでも購入頂けます。
とっても素敵な器でした。
今回のイベントに参加してくださった皆様、仁先生、そして多大な協力を頂きました幸兵衛窯さん、心より感謝を申しあげます。
色々と手伝ってくれた友人と家族にも感謝です。
皆さん、本当にありがとうございました。
またペルシャ料理のイベントも開催出来たら良いなと考えております。
お楽しみに!